沿革

リウボウ年譜

  • 1948年 琉球貿易商事株式会社設立

  • 1951年 琉貿ストアー設立

  • 1952年 OSSリウボウ開店(神里原琉金ビル2F 60坪)

  • 1954年 百貨店リウボウを開店

  • 1968年 株式会社リウボウ旅行サービス設立

  • 1971年 琉球貿易商事株式会社から株式会社リウボウへ商号変更

  • 1982年 セゾングループと業務提携

  • 1983年 株式会社西友との共同出資により株式会社リウボウ総合開発を設立
         株式会社リウボウ総合開発との共同出資により株式会社リウボウストアーを設立

  • 1987年 株式会社ファミリーマートとの共同出資により株式会社
         沖縄ファミリーマートを設立

  • 1990年 株式会社リウボウインダストリーを設立

  • 1991年 株式会社リウボウインダストリーに百貨店営業権を譲渡

     パレットくもじビルにリウボウ(売場面積18,137㎡)を開店

  • 1999年 株式会社総合開発と株式会社リウボウストアーを合併し、

     株式会社リウボウストアを設立

  • 2008年 「REXA RYUBO」を開業(株式会社リウボウ創業60周年(同年7/26)事業の一環)

  • 2011年 リウボウインダストリー旧社を分割し、新設の同名新社に百貨店事業を移管。

     旧社を株式会社リウボウホールディングスに改称し、グループ事業会社の統括機能を移管

  • 2014年 株式会社リウボウ商事を設立

  • 2017年 株式会社GRI(ガレー・リウボウ・インターナショナル)を設立

  • 2020年 REXA RYUBO売却

  • 2021年 株式会社GRI(ガレー・リウボウ・インターナショナル)解散







リウボウの歴史

列島間貿易を行う「琉球貿易商事株式会社」からスタート

今から70年前(2018年現在)の1948年(昭和23年7月16日)、現在のデパートリウボウの前身である「琉球貿易商事株式会社」が故・宮里辰雄により那覇市安里の崇元寺通りに創立。那覇市に本社、八重山、宮古島、大島の4事業所に自社の持ち船「龍丸」を保有。翌年には琉球政府貿易庁の直売部として「琉貿ストアー」、「Liberty House」を運営。

その後、1952年(昭和27年)12月10日に外国人向けのデパートとして「OSSリウボウ(Overseas Supply Store)」を那覇市神里原「琉金ビル」2Fにて開業。

1948年リウボウグループ発祥の地

1949年(昭和24年)に貿易庁輸入物資の

小売店「琉貿ストアー」を那覇市壷屋にオープン

1949年(昭和24年)、外国人お土産専門店

「リバティーハウス」を那覇市牧志にオープン

創業者の宮里は「デパート経営は沖縄人でも出来ると言い張った手前もあり、誰もやっていなかった外国商品専門店でやることにした。外国人向けだから他の業者と競争する必要もない、この種の商売が上手くいくかの試金石になるので、大いにドルを稼ぐつもりだった」と話す。その狙いは見事に的中し、お店は大いに賑わった。

1954年(昭和29年)、リウボウは国際通りの那覇警察署前に新築移転し、本格的な百貨店業の基礎を築く。その翌年、隣地を取得、新館(地下2F~地上2F 鉄筋コンクリート、冷暖房完備)を建設。当時の沖縄では近代的でモダンな百貨店店舗となる。海外からの輸入商品や東京の最先端の商品は戦後物資の困窮した県民にとって憧れのまとで、沖縄県民は当時のデパートリウボウの事を「舶来品のお店」と呼んでいた。

1964年(昭和39年)に「琉球貿易株式会社」から「株式会社リウボウ」へ商号を変更。

4年間のドル時代を通して、売上高、売場面積を倍増させ、百貨店としての業態を確立させる。その堅実経営は本土でも評判となるほど高い評価を得る。

1954年当時のデパートリウボウ。戦後の厳しい中でも

モダンな建物は多くのお客様の目を引く。

(※現国際通り レグザリウボウ 沖縄ファミリーマート入り口付近)

1971年(昭和46年)の大規模増床時のポスター

1965年(昭和40年)県内初のエスカレーターを設置。

話題となる。

1955年(昭和30年)県内初のファッションコンテスト開催。モデルは外国人を起用。県内女性や社員からも選抜。

その後、商環境の変化により、新たな経営戦略として「百貨店の移転」、「総合スーパー」、「スーパーマーケット」、「コンビニエンス・ストア」業態への進出を計る。

1991年(平成3年)久茂地再開発ビル(名称:パレットくもじ)へ3倍超の面積で百貨店を移転。また2003年(平成15年)に西武西友との資本提携の関係を解消、県内優良企業を株主に迎え、県内資本100%となる。

現在、リウボウグループは百貨店業を中核に総合流通業へと変貌をとげ、グループ社は12社、グループ売上高は1,000億円以上まで拡大。リウボウグループは今後も県内有数のグループ企業として百貨店・スーパーマ-ケットなどの小売業を中心に、お客様ニーズの半歩先を目指したライフスタイルの提案を目指す。